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おれおれ

 今朝の新聞に、「寄付金詐欺に注意を-高野連が通達」なんてな記事がありまして、というのも先週、「センバツ寄付で振り込め詐欺未遂」というのがあったそうで、怖いっスねぇ。高松高校はじめ、甲子園出場校の卒業生の方々、お気をつけくださいませ。

 振り込め詐欺といえば先日発表された、サラリーマン川柳の入選作品の中に、「オレオレは マツケンサンバ だけでいい」という川柳があるそうで、なんとも粋だねぇ。昨年話題になった2つを見事に組み合わせていると思います。

 ところで、常々疑問に思っているのですが、男の子はいつから自分のことを「おれ」と言うようになるのでしょうか?小さい子どもは、「ぼく」って言っていませんか?それとも物心ついたときから自称「おれ」なのでしょうか?でも、「ママー、俺のおしめ、なんか湿ってねぇ?」とかって言ってる小生意気なガキがいたら嫌だ。とりあえず、おしめから白ブリーフにステップアップしてから、ナマ言いやがれってんだ。

 僕に関していうと、って今僕、「僕」って書きましたけど、うん、こうやって日記を書くときは基本的に自称「ぼく」です。先輩とか目上の人に対しても自称は「ぼく」。友達と話すときなんかは「おれ」です。
 問題は家族に対してでして、大概の男子は、お父さんとかお母さんとかの家族に対しても「おれ」と言っているように思います。

 でも僕はそこに、幼い頃から疑問を感じるというか、違和感を感じているわけなのですよ。どういうことかというと、僕が小学校1年生くらいのころだったと思いますが、友達のお家に遊びにいったときのこと。
 昨日までは「お母さん、ぼくのプリンがなくなっとるー」みたいに自称「ぼく」だった友達が、ある日突然、「お母さん、おれの靴下どこに片付けたん!」といった感じの強気な「おれ」に変わっていました。びっくりしました。

 これはあくまで僕の想像ですが、やはり男の子は家庭内において、自称「ぼく」から、ある日突然、「おれ」に変わるという、その「ある日」があるわけですよね。
 僕は子どものころから気が弱かったため、思い切りよくその「ある日」をこしらえることができませんでした。
 とはいうものの、小学校6年生くらいになって、思春期っていうんですかね、なんつーか、お父さんやお母さんに対して「ぼく」って言ってることがどうもこっぱずかしいというか、イケてない気がしてきました。
 そこで、思春期の僕が思いついた苦肉の策が、「おいら」。「おれ」にするほど劇的な変化を感じさせず、しかし、「ぼく」はもう卒業さ、みたいな。その名残で、おっさんになった今でも、家ではおいらおいら言っています。よく考えると、そのほうがよっぽどこっぱずかしい。

 ちなみに現在東京の大学に行っている僕の弟も、僕と同じように「ぼく」と「おれ」の狭間で葛藤があったのか、自分のことを「ぼく」でも「おれ」でもなく、「自分」と呼びます。なにかと「自分は―」って、家の中なのに無駄に体育会系。
 いま現在、「なにおいらが買うたプレステ、知らん間にお前、東京に持って行っとんや!」「だって自分、金ないんやけん、くれたってええやん」と、若はげのおっさんと、意味もなく体育会系の小僧が、プレイステーション2の所有権を争っています。携帯メールでちまちま小競り合いを繰り返しています。

 そういえば、女の子で自分のことを「わたし」って言う子と、「あたし」って言う子がいるような気がします。あれはどういうことなんだろう。

『ヒトリナフタリ』と『スキージャンプ ペア』

 今日は趣向をかえて、最近観てるWebシネマの紹介にトライしてみます。もうすでに観た方もいるかもしれませんが、以下2つ。

1.ヒトリナフタリ(2005年3月10日まで)

 宮藤官九郎が主演です。各エピソードにSideAとSideBがありますぜ。
 宮藤官九郎といえば、いまや日本一の売れっ子脚本家として有名ですが、宮藤氏が所属する劇団「大人計画」の本公演では、主役級の役者さんとして活躍しています。

福耳 スペシャル・エディション
 でもなかなか映像作品で役者「宮藤官九郎」を見られる機会は少ないのではないでしょうか。クドカン好きの僕としては、この『ヒトリナフタリ』、クドカンがいっぱい映っていて嬉しい。クドカンはなんつーか気取った演技を一切しないので、とにかく好きです。
 クドカンがいっぱい出てるといえば、映画『福耳』はクドカンと田中邦衛が主演で、この意外な取り合わせが楽しい。

タイガー&ドラゴン
 クドカン氏脚本といえば、こないだテレビでやってた『タイガー&ドラゴン』観ましたか?僕の中ではかなり面白かったんですけど。落語のおはなし。いつものクドカンシナリオは、けっこー勢い重視って感じがしないでもないのですが、この『タイガー&ドラゴン』は勢いプラス計算されつくした構成、みたいな気がします。
 やっぱ阿部サダヲはいいです。阿部サダヲはクドカン作品にはかかせない存在で、劇団「大人計画」の公演ではいつも主役です。『タイガー&ドラゴン』でアフロヘアーに赤トレーナーかつオーバーオールで登場した瞬間、僕は大爆笑してしまいました。若かりし頃の笑福亭鶴瓶かよ、とテレビに向かってつっこみました。
 単純・ミーハーな僕はおかげですっかり落語にハマり、最近は『タイガー&ドラゴン』の題材になった「三枚徽章」はじめ、古典落語の本を読んでます。ほんと落語って「粋で乙」なおはなしばかりです。


2.スキージャンプ ペア(2005年2月6日まで)

 トップページの画面右にある「ベストヒットジャパニーズショート」のボタンをクリックしたらこの『スキージャンプ ペア』があります。
 この『スキージャンプ ペア』。この間なんかのテレビで、紹介されていました。海外の映画祭で大絶賛されたとのこと。DVDもバカ売れとのこと。
 発想がぶっ飛んでます。かなり面白い。そして「粋で乙」。


 Webシネマといえば先日、「柴咲コウ:「セカチュウ」行定監督と再タッグ」なんてなニュースもありましたが、この短編映画はコーセーコスメポート「サロンスタイル」っていうシャンプーを購入した人だけが観ることができるみたいです。
 このシャンプー、おっさんでも買っていいのだろうか・・・・・・。