あしたの修行僧
「明日からこそダイエットする」
などと自分などは、年がら年中毎日のようにうそぶいているのであり、そして今年もついぞその「明日」が来たためしがなかったということは、このブログの数少ない読者の方であればご承知の通りと存じますが、そのへん自分の知人や家の人等であれば、「あー、はいはい」と言って自分のダイエット宣言を受け流すのはこれ当然としても、最近では、客商売であるはずのジムのインストラクターさんまでもが、「どっすかー、調子は」「今日は帰ったら美味いビールを飲むとして、明日からこそダイエットします」「はは。がんばってくださーい」かなんか乾いた笑いまじりに通り過ぎていくのです。
ジム通いを始めて半年以上。入会前からちっとも体型が変わらず。むしろ運動で消費できる分、以前にも増して深夜の暴飲暴食がえげつないことになっており。
インストラクターになめられて当然です。
でもぼくはなめられても、ぜんぜん悲しくありません。
なぜなら性格がドMだから。どんどんイジメて欲しいから。
というのは7割がたがウソで、実際は、インストラクターの人とかジム友だちのおっさんとかに話しかけられるだけで、ほっ、とするのです。よかったあー、と思うのです。
というのも。
ジムデビューするにあたって唯一にして最大の懸念材料があったというのは、常々そのダメぶり・ガラスの心ぶりに、うっわー、わっかるわー、と感嘆・共感、自分が愛読してやまない歌人・穂村弘のエッセー本の1つに、『本当はちがうんだ日記』というのがあるのであり、その本の帯には下記のような、げに恐ろしき文章がつづられていたからであるのであります。
私は十年間通ったスポーツジムでとうとうひとりも友達を作れなかった。ダンベルを挙げたり下げたりするだけで、誰ともひと言も口を利かない私は「修行僧」と呼ばれていた。ちがうんだ。修行じゃないんだ。
(「友達への道」より)
こわー。おれもジムにや行ったら絶対こななるわー。って最初にこれを読んだとき、本気でそう思ったものです。
でも実際は違いました。
ジム暦半年以上となったいまでは、一部のインストラクターさんはぼくの名前を覚えてくれている節があり、また、ジム友だちのおじさんに至ってはこの夏「自分、北島康介に似とるって言われん?」と声を掛けられて以来、「おう康ちゃん、ちょっとは痩せたんか?」「いや、むしろ太ったっす」「ほんま北島の体とはえらい違いやのー」(@更衣室)みたいなことになっています。
いやはや。でもでも。
いつまででもこの「不治のデブ」をネタにトークをしていても仕方がないのであり、明日からこそ、明日からこそやりますぞ。
あしたのために(その1)
トレーニング中に誰かに「やあ。調子どう?」みたいに声を掛けられても、「あ、自分そういうんじゃないんで」って感じで、のきなみトークを遮断、心の交流をシャットアウト。今年中に「修行僧」と呼ばれる男になるべし。打つべし。打つべし。
【昨日のでぶろぐ】
朝食: なし
昼食: なし
夕食: さばの味噌煮、まんばのけんちゃん、いかリング、白いごはんちょっと、豚汁2杯、焼酎2杯
・エアロビ1時間、筋トレ、ランニング30分
・半身浴1時間 (中島 らも 『ガダラの豚』)
体重: 73.2 kg
体脂肪率: 25.6% (低い 標準 やや高い 高い)