HOME > 庵治町での生活

ベンツ求む

涼しげなところでところてん
 先日。っつっても、もうすでに結構だいぶ前なのだけれども、まぁ先日。 九州在住のお友だち、しょんさんが香川に遊びにおいでました。

 前回はうどん学校に行ったりなんかしたりしたのですが(2006年11月19日参照)、今回もうどん巡りをベースに、なんだか涼しげで素敵なところでところてんを食べる、クソ暑いなか金毘羅さんにのぼって半泣きになる等、県内西へ東へと楽しく観光致しました。

 移動は常に地元友だちが運転するファミリーカー。観光にはぴったりのカーナビはもちろん、テレビ・DVDも搭載のくつろぎ空間で、僕などは助手席で、隙を見ては内緒で仮眠をとる始末。そんなこんなで実に快適に、香川県を遊びたおしたのでございます。

 で、ですね。そんとき助手席でまどろんでいて、あ。って思いました。あるいは、むむ。ないし、うわっちゃあ。って思いました。
 香川とかとにかくそういう地方・田舎で遊ぶにはこれ、「車」が必須である、と。かつ道路知識またはカーナビゲーション、そして男前な運転技術。
 田舎においてはこれらのアイテム・能力を備えていないと、婦女子とおでかけするのもままならない。すなわち圧倒的にモテない。もうねぇ、はっきり言って致命傷ですよ。
 うわっちゃあ、こんなところにも俺のモテん理由があったんかーって、もう一気に目が覚めましたよ。

 ひるがえって僕自身をかんがみるに、とにかく運転がへたっぴで、へたっぴが故に運転が嫌い、嫌いが故にへたっぴが増す、といった案配で、車社会から脱落するらせん階段をひたすら転がり落ちており、正味出かけるときはいつも友だちの車に便乗する、あるいは弟に送ってもらう、やむを得ずマイカー(軽自動車)に乗るときは、おばはんのような姑息な運転でよそ様に迷惑をかける、といった体たらくで、そうやってよくよく考えてみるに、私はどう考えてもモテようがございません。

 そういえば以前、合コンってわけでもないけど、友人の友人とか、あんまり話したことのない男女何人かで集まって飲んだとき、車の話になりました。

 あたかも車好き・運転好きを装って僕も会話に参加することはできたかもしれませんが、でもそれはやっぱなんてゆーか逆に男気に欠けるじゃないですかぁ?
 だもんで自分、正直にカミングアウトしましたですよ。
「俺、軽自動車しかよう運転せんし」
 そしたらさー、女性陣に「ぎゃははははは!」って腹抱えて笑われましよ。別にギャグで言うたんちゃうっちゅん。誠実な男気発言やっちゅん。

 あまりに悔しかったので僕は、
「お前らいまに見とれよ。今年の夏は、絶対普通車に乗れるようになってやる!」
 と夏期の目標を宣言。
 そしたらまた「ぎゃははははは!」ってなって「もちろん高速道路にも乗れるようになるんやろ?」などとなめた口を利かれたので、
「なに言よん!それは来年とか再来年とか、第2第3段階のステップやろが!殺すきか!?」
 って言ってやりました。
「じゃあ彼女ができてどっか県外遊びに行きたいって言われたらどうするん?」
「おーおーおー、行ったらええやん。俺けっこー助手席からタバコに火ぃ点けてあげるんとか上手いんやで?」

 しまいには、こいつダメだ、ダメ男だ、みたいな雰囲気が女性陣のみならず男友達のほうにも漂い始め、最終的に
「皆様のお知り合いで、車の運転が大好きな女性、そう、例えばベンツに乗ったお嬢様などがいらっしゃいましたら、是非わたくしめにご紹介下さいませ」
 と僕が言い放った時点で、飲み会はお開きとなりました。

 ちなみにその飲み会へは、弟に車で送って行ってもらっていて、帰りはタクシーで帰るつもりだったのですが、車で来ていてお酒を飲んでいなかった女性陣の一人が、僕ともう一人の男友達を家まで送り届けてくれました。すごい男前な普通車でした。ホレそうになりました。でもベンツじゃなかったので、そうでもありませんでした。

 とかなんとか、とにかく情けないことだと思う。
 男子たるもの、車のハンドルは常に片手で扱うぜ、くらいの心意気が必要だと思う。教習生ばりに両手の僕は、情けない男だと思う。

もうおうちへかえりましょう こんな情けない夜は、ほむほむを読んでダメな男は僕だけじゃないのね、と安心感を得てから寝るに限る、と、就寝前に本棚から穂村弘著『もうおうちへかえりましょう』を取り出したら、その本の帯に

「白馬に乗ったお姫様はまだ?」

と書かれてありました。

 いかん思う。こんな本読んどったら俺いかん思う。こんな本読んどるからベンツに乗ったお嬢様を待ってしまうんや。

 最近は、阿部和重とか村上龍とか、なんか凶暴な感じのする小説を読むようにしています。


【昨日のでぶろぐ】
インディヴィジュアル・プロジェクション朝食: 親子丼、かまたまうどん
昼食: 我慢
夕食: 肉じゃが、ピーマンの肉詰め、納豆
深夜: 一平ちゃん、のりたまごはん、焼酎ロック

・ランニング4km、素振り、シャドーピッチング
・半身浴1時間 (阿部 和重 『インディヴィジュアル・プロジェクション』

体重: 75.0kg
体脂肪率: 26.7% (低い 標準 やや高い 高い

ズバリ前世はサルトルだわよ

残された玉ねぎ
 庵治町も、まったくもってマジ寒いです。

 ということで、やっと我が家から、夏のゲテモノたちが姿を消しました。
 我が家は庵治町の山の中腹部にありまして、家の裏はまさに森、みたいな住まいであり、夏はムカデ・ヤモリが、秋にはカマキリが猛威を振るうという、えげつないことこの上ない家であるわけでありますが(2004年10月05日2004年10月10日2005年05月25日参照)、今年もなんとか乗り切ることができました。

 そういえば1ヶ月くらい前。
 自室でパソコンをこちょこちょしていたところ、庭先界隈で、「ぼっほーん」という、車のボンネットになんかの物体が軽く接触?みたいな、そんな音がして、そしたらそれを合図とばかりに近所の犬たちが、ぎゃんぎゃんぎゃんぎゃん吠え狂っており、あらあら、接触事故か何かかしら、やだわ、などと思いつつも、うちの車ではないはず、なぜなら庭の、1台収容可能な駐車スペースに、ちゃんと車庫入れしてあるから、と、なおもキーボードをこちょばしていたところ、隣室にいたうちの弟も、庭先の異変を感じ取ったような気配で、カーテンをシャッと開ける音がして、約3秒。
「えぇぇ・・・・・・」と何やらどん引きのご様子。
 僕の部屋からは庭は見られないので、隣室に向かって、
「どしたん?事故?」
 と問うたところ、
「うちの車の屋根に、サルがおるんですけど・・・」
 と、弟。

 なんですとーーっ!!!
 瞬間、以前いのししを庵治で見かけ、そのことをブログに書いた際(2005年06月09日参照)、「ネタに困ってもウソは書くなよ」「姑息だよね」「その前に痩せれば?」「かわいそう」等、友人から浴びせられた侮辱的言葉の数々が、走馬灯のごとく脳裏によみがえり、この度は、この度こそは、証拠を押さえてみせまする。すなわち僕は、サルを撮る。庭に飛び出し、サルを撮る。いぇす!俺、サル撮る!!と心に激しく誓いつつ、僕のテンションは急上昇。そっこーデジカメの準備に取り掛かったのであります。

 ってそこでさらに、は!って思いました。俺、サル撮る・・・、は!サルトル!って。

 高校1年の夏休み。社会科の倫理の授業の宿題で、2人1組のペアになって、哲学者誰か1人に関してレポートをまとめ、夏休み明けの授業で発表しましょう、っていうのがあった。僕は、通称すーさん(仮名)という男子クラスメートとペアを組み、“サルトル”という昔の外国の偉い人を調べることになったんだった。
 だけれどもレポート作成に関しては、すーさんに完全丸投げ。夏休み明けの発表でも、すーさん制作の原稿を、意味も解らずただ棒読みに読む、という体たらく。
 ごめんね、すーさん。
 でもでも、僕はせめて、サルトルという人の名前だけは、覚えようと思ったんだ。外国人の名前がどうしても覚えられない、という特異体質な僕だけど、せめて名前だけでも頑張って覚えようと思ったんだ。
 サルトル。サルトル。覚えられん。
 サルトル。サトエリ?サルバドール。
 ごめん、やっぱ無理です。って、そこで僕は思いついたんだ。あ、こういうんは、どっすか?と。
 香川県は小豆島のサル山で、サルと一緒に記念写真を撮る、という場面をイメージする。はいっ、ちーずっ。サルと撮る。ひいては、サルトル。ね?ほら覚えた。サルと撮る。サルトル。ね?万事おっけー。はっきり言って、もうサルトルの哲学・思想を極めたに等しいよね。
 ありがとう、すーさん。
 そして今、ああ、なんと数奇なことでしょう、僕は今、まさにサルトル。

 などと、思い出とも白昼夢ともつかない映像・概念が、脳みその中でぐるぐるしていた僕は、それでもデジカメの準備に余念がなかったわけですが、そうはいっても微妙にうつろになっている僕を、うつつの世界に引き戻してくれたのが、庭の様子をうかがい続けていた弟の、衝撃的な発言でした。
「あいつ、あの体格、絶対ボス猿やわ」

 え?ボス?ボスってことは強いんですか?怖いんですか?今まさに、庭に飛び出さんとしている僕の身体は、けっこー危険にさらされるのですか?
 まさか。のんのん。テレビで見るパンくんは、ジェームズととっても仲良し。すごくキュートなジェントル・サル。いわんや素朴な庵治の自然で育った野性のサルをや。

 とかなんとか思いつつも、用心にこしたことはございません、デジカメのスタンバイを終了し、家の裏口のドアの隙間から安全を確かめた上で、のそっと飛び出し、しゅらしゅらと壁づたいに小走りしたあげく、ようよう渦中の現場にたどり着いた僕の、一連のへっぴり腰な行動は、さしずめ刑事コントの自主練習。
 もうサルなんて、いやしねぇ。
 車の上に残されたのは、駐車スペースの天井に干してあった玉ねぎの束と、一口だけかじられた玉ねぎが1個。

 しばし呆然としていると、家の前の道路を、放し飼いにされているどっかの犬が、通り過ぎて行きました。ハッハハッハ、ただならぬ様子で。辺りをくんくんしながら。


【昨日のでぶろぐ】
くっすん大黒朝食: 我慢
昼食: 我慢
夕食: みそキムチ鍋(白いごはんは我慢)
深夜: 缶ビール2本、加ト吉冷凍うどんをペペロンチーノ風・焼うどんにアレンジ、白いごはん(のりたま)

・ウォーキング早朝1時間
・半身浴1時間 (町田 康 『くっすん大黒』

体重: 72.0kg
体脂肪率: 26.7% (低い 標準 やや高い 高い

中野うどん学校、スパイ志願

自分たちで作ったうどん 前回の日記のおコメントで、お蔵入り、とのご指摘があったのですが、お蔵入りにしてしまうとなんだか男気に欠ける気がするので、いざ書きます。はっきり言って記憶が曖昧です。

 というのはだいぶ前、確か8月くらいに、香川県にある中野うどん学校というところに行ってきました。九州からお越しのお友だち“しょんさん”という女性と、あと香川の友だちと何人かで。

 「中野うどん学校」と聞いて、「陸軍中野学校」を連想し、はっはーん、さては“うどんスパイ養成所”ですね?と深読みした歴史好きのあなた。ちっちっちっ。旦那、そいつぁとんだ早合点でさぁ。
 そして、誰がそんな勘違いするかぁアホ、と思ったそこのあなた。そりゃごもっともでございやすが、甘いよ甘いぜ甘ちゃんです。

 もちろん確かに中野うどん学校は、陸軍中野学校とは何の関係もなく、みんなで和気あいあいと、1~2時間くらいでうどんの打ち方を学べる、それはそれはとても楽しい学校かつ観光地でございます。

 でもね。なんてゆーか、僕レベルのやる気に満ち満ちた野心家に言わせるとですね、みんなで和やかにうどん作って、あはは、楽しーね、とかっていうだけの生ぬるい学問とは一線を画する感じでいきたいというか、俺は、俺だけは一人、有名店ばりに美味いうどんを打ってみせるぜっていうか、さらにはそれこそこの1日で、讃岐一の“うどんスパイ”に成長、しこうして後に人気のうどん店に客として潜入し、麺を一口テイスティングするやいなや、「ふむ。香川県産小麦に北海道産小麦をブレンドしておるな。なーる」みたいな、そんな曲者うどんスパイ目指して、意気込んで授業に臨んだと、まぁそういう次第でございます、俺は。俺だけは。


【ホームルーム】
 やる気満々で、教室の最前列・教壇の真ん前に着席。先生登場。授業概要の説明あり。優しくて、かなり面白いおばちゃん先生。
「今日はどこから来たんですか?」って感じになって「え。おれ庵治。この人九州」みたいな。そしたらその先生も、庵治の人であることが判明。
 その後、「自分、庵治町(地名)のあの辺にある、庵治(姓・仮名)って家の長男です」等、教壇の真ん前に座ったことも幸いし、その先生とは頻繁に質疑応答を重ねることとなる。


【1時間目】 伸ばして切る
棒で伸ばす まずは元々用意して下さっていた、小麦粉が水でこね合わされたやつを、棒を使って伸ばすを学ぶ。力仕事。汗だく。疲れる。
 でも僕はへこたれない。なぜなら僕は、僕だけは、うどんスパイ志願者だから。心意気が一般人とは違う。

 などと頑張って、うどん生地を棒でぐりぐりしていたところ、先生が僕に話しかけてきた。九州からお越しのしょんさんを指して、「彼女?」と。「いえ、違います」「またまたぁ、ほんまは彼女なんやろ?」「いえ、違います」「またまたぁ、彼女やろ?」

 他の生徒さんならまだしも、俺は、俺だけは、うどんスパイ。先生との会話をへらへら楽しむ暇はなし。お友だちごっこしに俺は入学したんじゃねぇ。何人たりとも俺より美味いうどんは作らせん。

 そう思った僕はしまいには、先生の「彼女やろ?」の応酬を一刻も早く断ち切るべく、デタラメで「ええ、そうです。彼女です。僕たち付き合ってます」と交際宣言。「やっぱりなぁ。最初からそうニラんどったんやぁ」「やっぱわかりましたか?」「わかるわかるぅ。で、結婚はいつ?」「来年の春ごろを予定しています」「ええっ!?そんな先なん?最近の子ぉはもっと早いんちゃうん?」「いえ、僕たち、きちんと順序を守った交際をしていますから」
いやぁ、出まかせの会話が弾む弾む。ちょっと楽しいかも。生地とか伸ばしとる場合とちゃいますわ。

切る そんなこんなで、生地伸ばしもそこそこに、心機一転、生地を切る。僕の切った麺の幅は、計ったように均一。たいへん美しい。整然とした麺。職人の技。芸術。アート。スパイ。俺だけは。



【2時間目】 粉とか水とか、こねる
踏む じゃあ2時間目は、持ち帰りように、小麦粉とか水とか合わせて、こねたやつを作ってみましょう、って感じだったような。ごめん。かなり記憶あやふや。ダンスしか頭に残っとらん。

 まず小麦粉に、水だか食塩水だかを合わせて手でこねくりまわす。
 次にそれを踏む。テレビとかで、うどん屋のばあちゃんがやってる感じ。

 中野うどん学校では、この“踏む”の工程を「うどんダンス」と称し、ラジカセからミュージックがスタート。リズムに乗って、楽しく生地を踏みましょう、って寸法。

 1番、郷ひろみ、『お嫁サンバ』。
 正味の話、もうこのへんの段階から、俺は、俺だけは一人、あはは、楽しーね、とかって言いながら、うきゃうきゃ大ハシャギ。サビ部分の「いち、に、さんば。にぃーい、に、さんば」では、華麗なボックス・ステップを披露する始末。うどんを踏まずにボックスを踏む。

 ちなみに2曲目は『マツケンサンバⅡ』。 “うどんダンス”とはこれすなわち、“サンバ”なることを知る。


【卒業式】
卒業式後、作ったやつ食べる 卒業証書授与。
 うどんダンスで、ひとしきりハシャいでいたため、俺は、俺だけは一人、虚脱。


 ちなみに中野うどん学校を卒業してから1ヶ月くらいして、庵治町の友だちに会ったとき、「太郎くん(仮名)、この度はおめでとー!」と祝福されました。
 何がおめでたいのか、とんと分からず、その友だちによくよく聞いてみると、なんでも、庵治さん(姓・仮名)とこの長男が、九州・四国間の遠距離恋愛をみごと成就させ、来春めでたくゴールイン、という噂が、庵治町の一部界隈でささやかれているとのこと。

 とりあえず、うどんスパイとして、風説の流布には成功したかな、と。


【昨日のでぶろぐ】
文藝 2006年 11月号 [雑誌]朝食: 我慢
昼食: 我慢
夕食: 豚キムチ丼、カルビ、サラダなど
深夜: 焼酎(緑茶割り)、煮込みラーメン→雑炊、ポトテチップス(うす塩)

・ウォーキングやむなく中止 (雨天の為!)
・半身浴1時間半 (綿矢りさ 『夢を与える』 文藝 2006年冬季号

体重: 73.8kg
体脂肪率: 27.9% (低い 標準 やや高い 高い

怒りのでぶろぐ宣言

秋祭り この間、庵治町桜八幡神社秋祭りに行ってきたんだ。すっごく楽しかったよ。

 などと、しれっと書き出そうと思ったのですが、いかんですよ。無理あるですよ。
 前回の日記夏祭りやし。花火の写真とか載っとるし。

 3ヶ月ぶりのブログ更新にトライです。完全にブログの更新のしかた、忘れてます。っていうかなんか知らんけど、ブログの管理画面にすら入れず、2時間あまり悪戦苦闘。半泣き状態でようよう日記の投稿画面にたどり着いた次第です。

 で、この3ヶ月間。何をしていたかと申しますと、自分、太っていました。
 1ヶ月に3kgのペースで太っていました。

 とかってもうなんかすでに文脈がおかしいのですが、話をもどして秋祭り。
 中学の同級生とかにばったり会って、おーよー久しぶりぃー、などと、ビール片手に近況報告ないし昔話に花が咲くというのがこれ、「地元の祭り」のセオリーであるわけでありますが、僕個人としては、そういうのはちょっと勘弁して欲しいというか、御免こうむるというか、まぁはっきり言って、まじ嫌なわけであって、なぜかというと自分、すっかり太ってるから。おまけにハゲてきてるから。恥ずかしいんス。

 ほなのこのこ地元の祭りに出かけんなよ、って話ですが、まぁいろいろあって、のこのこ出かけて行ったわけでございまして、でもとにかく、祭り界隈での移動中は、極力人と目を合わせない。随時それをば肝に銘じて、のこのこしておったわけでございますが、やってもーた。
 目が合ってもーたのです。同級生と。

 ほっほーう、獅子舞とはこれ、なかなか乙でございますなぁ、などと、一人でぼんやりしていたところ、気づけば隣に同級生。げ、って思った瞬間、相手と目が合ってしまったのです。
 いくら嫌だと言っても、無視したり、その場からばっくれたりすると、それはそれでなんかイケてないじゃないですかぁ?男気に欠けるっていうかぁ。

 だもんで自分、勇気を振り絞って声かけたですよ、中学卒業以来のその同級生Aくんに。男のプライドにかけて。
「お、Aくんやん。おいっすおいっすー!久しぶりぃー!」
「あ・・・、はぁ・・・、へへ・・・」
 Aくんはひたすら苦笑い。
 俺が誰だか気づいてねー。

 しくじったなぁ。ばっくれとったら良かったなぁ。
 結局、
「あ、わたくし、庵治太郎(仮名)と申します」
 と泣く泣く自己紹介。
「え!太郎くん!?ウソやろ!?」
 とかって言われる始末。
 ウソついてどーする。まぁでもウソみたいな僕の変わりようだったのでしょう。

 もうねぇ、もうずえったい同級生には声かけん。だって気づかれんのやもん。同級生やのに自己紹介せないかんのやもん。もうほんま、死ぬまで声かけん。
 ってな感じで、その同級生Aくんとの、その後の会話も上の空。なかば放心状態でわなわなしながら、ビール片手に近況報告ないし昔話に花を咲かせていたわけですが、そこになんと。

 これまた中学卒業以来の同級生Bくんが登場。もちろん僕が誰だか気づいた様子もなく、Aくんと、おーよー久しぶりぃー的会話を始めたのであります。

 「で?これ誰?」「誰やと思うぅ?うふふふふ・・・」とかって同級生2人の会話が、僕のことに及ぶ前に、なんとしてもその場からばっくれようと思い、とんずらぶっこくタイミングを狙ってぬんぬんしていたところ、Bくんが僕に視線をじーっと送っていることに気づきました。そして10秒くらい無言で見つめ合いました。
B「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
B「・・・・・・・・・・太郎くん?」
僕「気のせいでは?」

 もー、や。デブやだ。ハゲいや。
 ぷちキレましたわ、この自分のだらけきったルックスに。
 ハゲはまぁ100歩譲ってしゃーないとして。どうせもうおっさんやし。
 でもやっぱ、デブっちょはいかんやろ。かつて庵治の神童、あるいはSanuKi Kidsの堂本光一と呼ばれた男として。あ、すみません、呼ばれてはなかったです、全部自称でした。

 っつーことで、これからこのブログに、小生の2006年20kgダイエットの軌跡、題して「でぶろぐ」を記していくことにしました。やる気です。2006年一番のやる気です。やる気・元気・いわきです。
 そいでもって、肉体改造に成功した年明けには、防波堤とか皇子神社とかの写真と差し替えて、俺の大胸筋とか俺の上腕二頭筋(左)とかの写真を掲載しますんで。もちろんトップページの写真も、僕の筋肉美を日替わり掲載です。

 とかなんとかって、相変わらず長いです、僕の日記。長すぎて自分で推敲するのすら面倒でやらないのに、どなたか最後まで読んで下さるステキさんはいらっしゃるのでしょうか。
 でもこれからは、よりいっそう自己満足路線をひた走ろうと。誰もコメントしてくれなくても、ヘコんだりしないさ。へへーんだ。ふーんだ。だっふんだ。
 ちなみに今、ビール飲みながらこれ書いてます。ええ、酔ってます。

 じゃ、ま、そゆことで。
 もうちょっと更新頻度上げていきたいと存じ上げます。極力短めの日記で。
 草々。


【昨日のでぶろぐ】
生きてるだけで、愛朝: ぬき
昼: ぬき
夜: ハヤシライス(ごはん約2合)
深夜: サッポロポテト(バーベQあじ)一袋

・庵治町ソフトボール大会出場
・半身浴1時間半 (本谷 有希子 『生きてるだけで、愛』

体重: 72.8kg
体脂肪率: 27.5% (低い 標準 やや高い 高い

大将

漁船から花火
 そういや、だいぶ前の話で恐縮ですが、去る7月22日(土)、庵治町夏祭りの花火を見に行きました。
 話題がタイムリーじゃなくてすみません。
 今年は漁船に乗って、海の上から。母方の実家が漁師なもんで。親戚がなんぼか集まりまして。なかなか乙でござぁした。

 つーか僕はあんま楽しめませんでしたけど。なんか気持ちがふるふるして。
 というのもその夜。
 花火の1時間前に船集合、ってんで、のこのこ港へ出かけて行ったわけですが、親戚の皆様、僕を見るや否や口々に、「うおっ!?お前、えらい肥えたでないか」「ほんま丸いのー」「ふっとー」みたいなことをぬかしてけつかりやがって、とりあえず「おう。全部筋肉じゃ」と威勢よく答えてみたものの、実際この1年で10kg太ったのは事実であって、なんだか人生をやっていく気力が急降下、心中、花火どころではありませんでした。
 でも誓いましたね。夜空に舞う花火に誓いました。自分、1ヶ月で20kgヤセます!と。ヤセてみせます!と。そして9月からはモテます!と。

 ところで最近、アホみたいに暑いですね。
 だもんで最近、家にいるときは自分、ハーフパンツにタンクトップで過ごしているのですが、弟が毎朝僕と顔を合わすたびに、「ぶっ。めっちゃ裸の大将やん」と言います。

 「小僧が。今に見とれよ。9月からは俺の時代やぞ」というのはあくまで僕の心の中の声であって、そこはやっぱなんてゆーか、モテ男予備軍。モテる男は不言実行、結果で勝負。毎朝弟に、「お。今日も裸の大将?」と言われても、「なんだな。」と雁之助演じる山下画伯の口調でさらりとかわし、正味、小僧のざれごとなど相手にしておりません。

 ってことで、おとといなどはバッティングセンターに行ってきました。脂肪燃焼のために。ジャージ姿で。首にタオル巻いて。
 夜ちょっと遅めに行ったので、アベックとかグループとか、若い男女がきゃっきゃ言ってました。ジャージ首タオルはちょっと早まったかな、と一瞬気おくれしましたが、はんっ。小僧どもが。俺がそんなんでひるむと思うな。9月からは俺の時代やぞ。俺の時代なんだな。

 そんなこんなで僕はとにかく、己の脂肪燃焼にのみ集中。バッティングセンター内の卓球コーナーでは、卓球マシーン相手に、何かに取り付かれたかのごとくスマッシュを連打。「さー!」ってガッツポーズしようと思いましたが、僕のスマッシュは相手コートにまったく決まらなかったので、出来ずじまいでした。でもとりあえず、汗で髪がびちょびちょになるほど、やってこましてやりました。
 おかげでおととい1日で、2kgの減量に成功。ほほ。9月からモテる。

 ちなみに昨日は夜中、お腹がすいてどうしても眠れなかったので、釜玉うどんを二玉作って食べたのですが、どうもなんかもの足りず、そのどんぶりに、今度はご飯をてんこ盛りに盛り、のりたまを振り掛けつつ、納豆と、のりの佃煮と、きゅうりのビール漬けをいただいてみました。もうここまできたら、これをもって“最後の晩餐”としよう、と思い、缶ビールも2本、空けてみました。
 今朝体重はかったら、3kgの増量に成功していました。やってこましてやりました。

 ええ、まぁ、そういうわけで、今朝のあいさつも、
「お。裸の大将?」
「なんだな。」