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ダイエットの妖精

070916.jpg ダイエットの一環として「高松ファミリー&クォーターマラソン in AJI」の12kmコース(制限時間120分)にアタックするということは、さきの日記で申し上げたとおりでして、だもんで自分、先日夜中に試しに12kmにトライしてみましたですよ。
 大会の制限時間は2時間もあるってことだし、まずは歩いて12kmを完走(完歩?)できる体力を、ってんで、とにかく試しに12kmを歩いてみたのでございます。

 2時間5分かかった。
 死ぬかとおもった。

 もうねぇ。12km。どえらいことですよ。はんぱじゃねぇですよ。あの距離を歩きじゃなくて走ろうってんですかあなた。正気じゃねぇよ。まじ死ぬぜ。歩いてる途中からなんか変なよだれが出てくるんだぜ。

 えっとね、途中まではよかったんですよ。私だって途中までは快調だったわけですよ。でもね、1時間くらい歩き続けたらもうね、心が完全にくじけましたね。

 誰や?考えなしにいきなり12kmコースとかに申し込んだやつは。はやまりすぎやろ。むりむり。むりですよ。もうやめやめ。やめですよ。そしてビール。ビールですよ。もう帰ってビール飲まなやっとれんですよ。

 ってあんばいで、歩き始めのうちは、
「スッ、スッ、ハァー。スッ、スッ、ハァー」
とかって、規則正しいリズムで呼吸をするも、途中半泣き状態を経て、1時間半後にはもはやすっかり
「びぃ、いぃ、るぅ~。びぃ、いぃ、るぅ~」
という怒涛の”ビール”コールを鬼の形相で唱えつつへろへろと歩くに至り、風呂上りの一杯だけを心の支えになんとかかんとか家にたどり着いたのでございます。

 で。
 風呂入って。風呂出て。

 いよいよビールじゃぼけぇ、ってんで、つまみのポテチやら菓子パンやらも小脇に抱えつつ居間のテーブルについてみたら、へいへい、誰や誰や、テーブルの上に外から葉っぱ持って帰ってきた奴は、どアホが。っつってその葉っぱをつまんでどかそうとしたら、ほわお!これバッタやん!!

 ぶうぇ~。まじ、きっしょおー。というのは、そのバッタの背中の保護色たるや、まことにもって真に迫った葉っぱぶりであって気色の悪いことこの上なく、しかもそれならそれで外の草むらででもその演技力を遺憾なく発揮すればいいものを、何を思ってけつかったのか我が家のお茶の間で一生懸命に葉っぱを演じているわけでありカムフラージュもくそもなく、目立ちに目立ちまくって外敵の一種であるところの人間様にまんまと見つかっていやがる次第なのだけれども、まぁとにかく何を申し上げたいのかと申しますと、はっきり申しまして、ぼくは虫がものすごく怖いのです。もう虫全般が。
 こいつにしたってなんですかその背中のえげつないほど鮮やかな新緑色は。もう秋ですよあなた。もうほんま恐ろしいんですけど。

 というわけで、とりあえず頑張ってケータイで激写して、あとはもう怖いからその気色の悪い虫は見なかったことにして、その夜はビールにもポテチにも菓子パンにも一口も口をつけずに自分の部屋にいって寝たんだ。
 礼は言わないぜ。


【昨日のでぶろぐ】
クワイエットルームにようこそ (文春文庫 ま 17-3)朝食: 水で我慢
昼食: 水で我慢
夕食: なんかの肉、なんか茄子料理、冷奴、のりたまごはん
深夜: 我慢

・ウォーキング たぶん12km、約1時間45分
・半身浴30分 (松尾 スズキ 『クワイエットルームにようこそ』
・造顔マッサージ(我流)

体重: 74.0 kg
体脂肪率: 26.5 % (低い 標準 やや高い 高い

「第2回高松ファミリー&クォーターマラソン in AJI」 まで あと42日

トーク・オン・ザ・ベース

庵治球場にて日暮れ前 こないだ。草野球、庵治町リーグ最終戦を無事終えました。

 それにしても毎年田舎の過疎化問題を痛感させられますっていうのは、年々微妙に町内の野球チームの数が減ってきているから。
 庵治町リーグは現在3部リーグ制で、僕のチームは2部に属しているのですが、2部所属のチーム数が今年全部で6チーム、試合スケジュールは1試合ずつの総当り式なので、1チームがこなす試合数は年間5試合(平日ナイター)。
 さらにうちは今年、相手チームの人数が9人そろわなかったことがあって不戦勝1試合あり。だから僕の今年の草野球は、たったの4試合で終わった。

 しかもこないだの試合にいたっては、僕には3回打席が回ってきたのだけれども、3打席中2打席がデッドボールで、まじ相手ピッチャーのやろう、ぶっとばしてやろうかと思ったのですが、そんなことしたらしたで、「あしこんとこの息子、こないだ草野球で乱闘騒ぎ起こしたげなぞ」などとご近所で噂になることはこれ、田舎コミュニティーにおいては火を見るよりも明らかで、だもんで自分、ぐぐっとこらえましたですよ。ぐぐ、っと。夜な夜な素振りして鍛えてたのによー。

 とかってまぁいってますけど、ボトルネックは試合数が少ないってことだけで、それ以外の面では、僕の実力的にも庵治町2部リーグがほんとにほどよくて、ものすごく楽しいんですけどね。

 それにしても、おれも大人になったんやなぁーって思いますよ、っていうのも、子どものときなんかはテレビでプロ野球中継を見ていて、試合中に1塁ベース上とかで、敵同士のはずの1塁手と1塁ライナーがなんかへらへらしながら談笑しているのがとてもミステリーで、お父さんに「あの人たち何話っしょん?」と聞いても「今日はいい天気ですねー、とかどうでもええ話じゃ」とかって言われて、戦いの最中であるというのにますます解せないことだなぁと子供心に不思議に思っていたのですが、いざ実際自分がおっさんになって草野球に参加してみると、相手チームのおっさんとかに「おう。親父元気か?」等、話しかけられることがままあるのです。

 しかし今年はひどかった。えげつなかった。

 庵治町リーグで試合をしていると、相手チームに、中学の同級生とか、先輩とか、あるいは近所のおっさんとかの顔見知りが、たいてい1人や2人はいらっしゃいまして、ところで自分は守備のときはいつも、3塁を守っているのですが、そういった相手チームの知り合いが3塁ランナーに来るたびに、「おい!どしたん、お前その腹!?」「えらい貫禄つけとるでないか」「ぶ。中学校んときの3倍はあるだろ?」「ふっとー」等々、にやにや笑いをしながら話しかけられるっていう現象が、もうねぇ、ほんま毎試合のようにありまして、もうそいつらが話しかけてくるときの嬉しそうな顔ったらありゃしないって感じで、絶対お前それをわざわざ言うために必死で3塁まで進塁してきたやろって感じでした。

 しまいには試合終了後、「おい!なんやお前のその腹は。もっとシェイプアップせぇ!!」と、審判のおっさんにまでダメだしされる始末で、まったくもって不本意なシーズンだった。

 とりあえず、シーズンの打ち上げ会場だった居酒屋では、泥酔した勢いで、監督はじめチームメート全員の前で、
「来年おれの腹がへっこんどったら、おれにピッチャーをやらせろ!」
と、宣言してこましてやりました。
 はいはい、腹がへっこんどったらのー。と、みんなには軽くあしらわれました。そういえば自分、毎年打ち上げでそう言っているような気がする。

 まぁどっちみち、そもそも自分の肩の体力ときたら、中3週間でやっと軽くキャッチボールができる程度なんですけど。

 でも来年こそは腹へっこまして、ピッチャーに昇格、試合という試合を、ことごとくぶち壊してやろうと思う。


【昨日のでぶろぐ】
やけっぱちのアリス朝食: 水で我慢
昼食: 水で我慢
夕食: 情熱ホルモン(ごはんは大)
深夜: 発泡酒2本、ドリア、アラポテト(うすしお)、たまごサンド

・ウォーキング30分
・半身浴30分 (島田 雅彦 『やけっぱちのアリス』
・造顔マッサージ(我流)

体重: 74.4 kg
体脂肪率: 25.8 % (低い 標準 やや高い 高い

「第2回高松ファミリー&クォーターマラソン in AJI」 まで あと50日

高松ファミリー&クォーターマラソン in AJI 参戦表明

3時間台で完走するマラソン まずはウォーキングから (光文社新書) まいど。更新が滞っております。2ヶ月ぶりの更新です。この2ヶ月間、一体何をやっていたかというと自分、太っていました。

 うちの家の中の暑さっていったらもうこれほんと尋常じゃない暑さであって、だもんで自分、家にいるときはおおむねパンツいっちょで過ごしているのですが、腹の肉がパンツのゴムの上に乗っかって長州小力みたいな感じになっています。
 先週にいたっては、試しにちょっとヘルスメーターに乗ってみたら、77.7kgというラッキーでもなんでもないぞろ目をたたき出した始末で、いやはや完全にデブの領域に足を踏み入れたなー、とかなんとか、とりあえず遠くの山を見つめてみた今日この頃です。

 さすがにちょっとまずいかなと思った。

 そこで、ダイエット・運動に対するモチベーションを高めるべく3時間台で完走するマラソン まずはウォーキングから (光文社新書)って本を読んだ。一気にモチベーションが最高潮に達した。

 ほいでもって、そういやそろそろファミリーマラソンの季節ちゃうんか?って思い出して、調べたらやっぱ受付が始まっていて、そのままインターネット申し込みをしてこましてやりました。
 大会の概要は次のとおり。


「第2回高松ファミリー&クォーターマラソン in AJI」

<開催日>
 平成19年10月28日(日) 雨天決行

<種目(制限時間)>
 ・3km(30分)
 ・5km(50分)
 ・12km(120分)

高松市Webページ: http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/5975.html
大会専用HP: http://www.e-marathon.jp/takamatsu/
エントリー仲介サイト: http://www.sportsentry.ne.jp/event.php?tid=13413


 もちろん今回僕が申し込んだのは12kmコースですよ。当たり前ですよ。クラッカーですよ。モチベーションは最高潮ですよ。まぁ制限時間120分ってことで、終始歩いてもゴールできると思うし。

 この大会はたぶんもともと庵治町主催で「ファミリーマラソンin AJI」ってことで20年続いていたのだけれども(ちなみに自分は小学校4年のときと6年のときに3km部門で走ったことがあります)、高松市との合併により、高松のほうでやってたクォーターマラソンとかいうのと昨年合体した模様。

 それにしても僕のモチベーションが最高潮に達したこのタイミングで、よくもまぁこんな近場で手頃なマラソンがあったもんですなっていうのは、どっか遠出せないかんような大会やったら非常にしゃらくさい話ですが、その点この大会なら僕の場合、家から歩いてスタート地点まで出かけていって、なんならスタートからゴールまで歩きとおして、そいでその足でそのまま歩いて家に帰ることが可能。いいダイエットになりそうです。

 そしてこの度、この「高松ファミリー&クォーターマラソン in AJI 」への参戦を表明することにより、自分の中で、驚くべき効果の数々が期待できるような気がする。例えば下記のような。

1.大会までの練習がダイエットになる。
2.そのうち禁煙もせないかんよね、そのうち。って気になる。
3.日々のトレーニングの記録のためにブログを活用、更新頻度が俄然高くなる。
4.テキトーな日記書いても、日記の最後に
「第2回高松ファミリー&クォーターマラソン in AJI」 まで あと○日!
と書くことで、なんかそれだけで庵治町がテーマのブログっぽくなる。

 等々・・・ってごめん、驚くべき効果の数々、とかっていったわりには、なんかどーでもいい効果しか思いつかんかったです。どんまいです。

 とにもかくにも今大会の自分の目標は、1年目の挑戦なわけだし、タイムとか順位とかカッコとか、そういったたぐいのことは一切気にせず、
「無理をしない」
ってことでいきます。
 しんどくなったらすぐ歩く。根性は家に置いていけ。っていうかそもそも根性なんか家でもどこでも持ち合わせとらんし。

 あ。でもいま密かな裏目標を思いつきました。
「体重53kgでスタート地点に立つ!」
 これだ。これしかない。これをば隠れ目標・真の目標としよう。もし53kgまで体重落ちなかったらボクもうマラソン出ない、くらいの勢いで頑張ろう。

 ちなみにこの53kgという設定は、高校の野球部時代(←途中でやめたけど。根性の持ち合わせがない)いまと同じ身長で55kgやったけど当然そのころより筋肉はないわけやから53kgくらいはいけるやろ、という極めて安易な根拠がもとになっており、かつ、53kgな俺はきっとモテるに違いない、という根拠不明の願望からきています。

 もし53kgになってもモテなかったら、きっと自暴自棄になってリバウンドで百貫デブになるだろう。
 53kgになったら嘘でもいいからおれをチヤホヤしろ!と、いまのうちから周りの人に根回ししておこうと思う。「うわあー。オダギリジョーかと思ったあー」と開口一番から迫真の演技で僕をほめちぎってくれるよう裏面工作しておこうと思う。

 あ、あとそれ以前に、いつもどおりモチベーションが3日で尽きてしまいそうで、どきどきする。


【昨日のでぶろぐ】
恋と退屈朝食: 水
昼食: 冷奴、納豆、スープ
夕食: 野菜ジュース
深夜: 我慢

・ウォーキング1時間、素振り
・半身浴30分 (峯田 和伸 『恋と退屈』
・造顔マッサージ(我流)

体重: 76.6kg
体脂肪率: 26.7% (低い 標準 やや高い 高い

「第2回高松ファミリー&クォーターマラソン in AJI」 まで あと54日

ベンツ求む

涼しげなところでところてん
 先日。っつっても、もうすでに結構だいぶ前なのだけれども、まぁ先日。 九州在住のお友だち、しょんさんが香川に遊びにおいでました。

 前回はうどん学校に行ったりなんかしたりしたのですが(2006年11月19日参照)、今回もうどん巡りをベースに、なんだか涼しげで素敵なところでところてんを食べる、クソ暑いなか金毘羅さんにのぼって半泣きになる等、県内西へ東へと楽しく観光致しました。

 移動は常に地元友だちが運転するファミリーカー。観光にはぴったりのカーナビはもちろん、テレビ・DVDも搭載のくつろぎ空間で、僕などは助手席で、隙を見ては内緒で仮眠をとる始末。そんなこんなで実に快適に、香川県を遊びたおしたのでございます。

 で、ですね。そんとき助手席でまどろんでいて、あ。って思いました。あるいは、むむ。ないし、うわっちゃあ。って思いました。
 香川とかとにかくそういう地方・田舎で遊ぶにはこれ、「車」が必須である、と。かつ道路知識またはカーナビゲーション、そして男前な運転技術。
 田舎においてはこれらのアイテム・能力を備えていないと、婦女子とおでかけするのもままならない。すなわち圧倒的にモテない。もうねぇ、はっきり言って致命傷ですよ。
 うわっちゃあ、こんなところにも俺のモテん理由があったんかーって、もう一気に目が覚めましたよ。

 ひるがえって僕自身をかんがみるに、とにかく運転がへたっぴで、へたっぴが故に運転が嫌い、嫌いが故にへたっぴが増す、といった案配で、車社会から脱落するらせん階段をひたすら転がり落ちており、正味出かけるときはいつも友だちの車に便乗する、あるいは弟に送ってもらう、やむを得ずマイカー(軽自動車)に乗るときは、おばはんのような姑息な運転でよそ様に迷惑をかける、といった体たらくで、そうやってよくよく考えてみるに、私はどう考えてもモテようがございません。

 そういえば以前、合コンってわけでもないけど、友人の友人とか、あんまり話したことのない男女何人かで集まって飲んだとき、車の話になりました。

 あたかも車好き・運転好きを装って僕も会話に参加することはできたかもしれませんが、でもそれはやっぱなんてゆーか逆に男気に欠けるじゃないですかぁ?
 だもんで自分、正直にカミングアウトしましたですよ。
「俺、軽自動車しかよう運転せんし」
 そしたらさー、女性陣に「ぎゃははははは!」って腹抱えて笑われましよ。別にギャグで言うたんちゃうっちゅん。誠実な男気発言やっちゅん。

 あまりに悔しかったので僕は、
「お前らいまに見とれよ。今年の夏は、絶対普通車に乗れるようになってやる!」
 と夏期の目標を宣言。
 そしたらまた「ぎゃははははは!」ってなって「もちろん高速道路にも乗れるようになるんやろ?」などとなめた口を利かれたので、
「なに言よん!それは来年とか再来年とか、第2第3段階のステップやろが!殺すきか!?」
 って言ってやりました。
「じゃあ彼女ができてどっか県外遊びに行きたいって言われたらどうするん?」
「おーおーおー、行ったらええやん。俺けっこー助手席からタバコに火ぃ点けてあげるんとか上手いんやで?」

 しまいには、こいつダメだ、ダメ男だ、みたいな雰囲気が女性陣のみならず男友達のほうにも漂い始め、最終的に
「皆様のお知り合いで、車の運転が大好きな女性、そう、例えばベンツに乗ったお嬢様などがいらっしゃいましたら、是非わたくしめにご紹介下さいませ」
 と僕が言い放った時点で、飲み会はお開きとなりました。

 ちなみにその飲み会へは、弟に車で送って行ってもらっていて、帰りはタクシーで帰るつもりだったのですが、車で来ていてお酒を飲んでいなかった女性陣の一人が、僕ともう一人の男友達を家まで送り届けてくれました。すごい男前な普通車でした。ホレそうになりました。でもベンツじゃなかったので、そうでもありませんでした。

 とかなんとか、とにかく情けないことだと思う。
 男子たるもの、車のハンドルは常に片手で扱うぜ、くらいの心意気が必要だと思う。教習生ばりに両手の僕は、情けない男だと思う。

もうおうちへかえりましょう こんな情けない夜は、ほむほむを読んでダメな男は僕だけじゃないのね、と安心感を得てから寝るに限る、と、就寝前に本棚から穂村弘著『もうおうちへかえりましょう』を取り出したら、その本の帯に

「白馬に乗ったお姫様はまだ?」

と書かれてありました。

 いかん思う。こんな本読んどったら俺いかん思う。こんな本読んどるからベンツに乗ったお嬢様を待ってしまうんや。

 最近は、阿部和重とか村上龍とか、なんか凶暴な感じのする小説を読むようにしています。


【昨日のでぶろぐ】
インディヴィジュアル・プロジェクション朝食: 親子丼、かまたまうどん
昼食: 我慢
夕食: 肉じゃが、ピーマンの肉詰め、納豆
深夜: 一平ちゃん、のりたまごはん、焼酎ロック

・ランニング4km、素振り、シャドーピッチング
・半身浴1時間 (阿部 和重 『インディヴィジュアル・プロジェクション』

体重: 75.0kg
体脂肪率: 26.7% (低い 標準 やや高い 高い

ズバリ前世はサルトルだわよ

残された玉ねぎ
 庵治町も、まったくもってマジ寒いです。

 ということで、やっと我が家から、夏のゲテモノたちが姿を消しました。
 我が家は庵治町の山の中腹部にありまして、家の裏はまさに森、みたいな住まいであり、夏はムカデ・ヤモリが、秋にはカマキリが猛威を振るうという、えげつないことこの上ない家であるわけでありますが(2004年10月05日2004年10月10日2005年05月25日参照)、今年もなんとか乗り切ることができました。

 そういえば1ヶ月くらい前。
 自室でパソコンをこちょこちょしていたところ、庭先界隈で、「ぼっほーん」という、車のボンネットになんかの物体が軽く接触?みたいな、そんな音がして、そしたらそれを合図とばかりに近所の犬たちが、ぎゃんぎゃんぎゃんぎゃん吠え狂っており、あらあら、接触事故か何かかしら、やだわ、などと思いつつも、うちの車ではないはず、なぜなら庭の、1台収容可能な駐車スペースに、ちゃんと車庫入れしてあるから、と、なおもキーボードをこちょばしていたところ、隣室にいたうちの弟も、庭先の異変を感じ取ったような気配で、カーテンをシャッと開ける音がして、約3秒。
「えぇぇ・・・・・・」と何やらどん引きのご様子。
 僕の部屋からは庭は見られないので、隣室に向かって、
「どしたん?事故?」
 と問うたところ、
「うちの車の屋根に、サルがおるんですけど・・・」
 と、弟。

 なんですとーーっ!!!
 瞬間、以前いのししを庵治で見かけ、そのことをブログに書いた際(2005年06月09日参照)、「ネタに困ってもウソは書くなよ」「姑息だよね」「その前に痩せれば?」「かわいそう」等、友人から浴びせられた侮辱的言葉の数々が、走馬灯のごとく脳裏によみがえり、この度は、この度こそは、証拠を押さえてみせまする。すなわち僕は、サルを撮る。庭に飛び出し、サルを撮る。いぇす!俺、サル撮る!!と心に激しく誓いつつ、僕のテンションは急上昇。そっこーデジカメの準備に取り掛かったのであります。

 ってそこでさらに、は!って思いました。俺、サル撮る・・・、は!サルトル!って。

 高校1年の夏休み。社会科の倫理の授業の宿題で、2人1組のペアになって、哲学者誰か1人に関してレポートをまとめ、夏休み明けの授業で発表しましょう、っていうのがあった。僕は、通称すーさん(仮名)という男子クラスメートとペアを組み、“サルトル”という昔の外国の偉い人を調べることになったんだった。
 だけれどもレポート作成に関しては、すーさんに完全丸投げ。夏休み明けの発表でも、すーさん制作の原稿を、意味も解らずただ棒読みに読む、という体たらく。
 ごめんね、すーさん。
 でもでも、僕はせめて、サルトルという人の名前だけは、覚えようと思ったんだ。外国人の名前がどうしても覚えられない、という特異体質な僕だけど、せめて名前だけでも頑張って覚えようと思ったんだ。
 サルトル。サルトル。覚えられん。
 サルトル。サトエリ?サルバドール。
 ごめん、やっぱ無理です。って、そこで僕は思いついたんだ。あ、こういうんは、どっすか?と。
 香川県は小豆島のサル山で、サルと一緒に記念写真を撮る、という場面をイメージする。はいっ、ちーずっ。サルと撮る。ひいては、サルトル。ね?ほら覚えた。サルと撮る。サルトル。ね?万事おっけー。はっきり言って、もうサルトルの哲学・思想を極めたに等しいよね。
 ありがとう、すーさん。
 そして今、ああ、なんと数奇なことでしょう、僕は今、まさにサルトル。

 などと、思い出とも白昼夢ともつかない映像・概念が、脳みその中でぐるぐるしていた僕は、それでもデジカメの準備に余念がなかったわけですが、そうはいっても微妙にうつろになっている僕を、うつつの世界に引き戻してくれたのが、庭の様子をうかがい続けていた弟の、衝撃的な発言でした。
「あいつ、あの体格、絶対ボス猿やわ」

 え?ボス?ボスってことは強いんですか?怖いんですか?今まさに、庭に飛び出さんとしている僕の身体は、けっこー危険にさらされるのですか?
 まさか。のんのん。テレビで見るパンくんは、ジェームズととっても仲良し。すごくキュートなジェントル・サル。いわんや素朴な庵治の自然で育った野性のサルをや。

 とかなんとか思いつつも、用心にこしたことはございません、デジカメのスタンバイを終了し、家の裏口のドアの隙間から安全を確かめた上で、のそっと飛び出し、しゅらしゅらと壁づたいに小走りしたあげく、ようよう渦中の現場にたどり着いた僕の、一連のへっぴり腰な行動は、さしずめ刑事コントの自主練習。
 もうサルなんて、いやしねぇ。
 車の上に残されたのは、駐車スペースの天井に干してあった玉ねぎの束と、一口だけかじられた玉ねぎが1個。

 しばし呆然としていると、家の前の道路を、放し飼いにされているどっかの犬が、通り過ぎて行きました。ハッハハッハ、ただならぬ様子で。辺りをくんくんしながら。


【昨日のでぶろぐ】
くっすん大黒朝食: 我慢
昼食: 我慢
夕食: みそキムチ鍋(白いごはんは我慢)
深夜: 缶ビール2本、加ト吉冷凍うどんをペペロンチーノ風・焼うどんにアレンジ、白いごはん(のりたま)

・ウォーキング早朝1時間
・半身浴1時間 (町田 康 『くっすん大黒』

体重: 72.0kg
体脂肪率: 26.7% (低い 標準 やや高い 高い