2005年 10月 14日 (金)
ひちりき
明日・明後日の桜八幡神社での秋祭りに向けて、先週の月曜日から自治会館で毎夜練習がありました。2週間みっちり練習。
うちの地区は「雅楽」担当です。和風の笛のやつ。
僕が庵治町に帰ってきて今年で3年目なのですが、これまでの2年間、近所の方々に僕が帰ってきていることがバレれないように、ひっそりと過ごしてまいりました。祭りの笛とか、正直わずらわしいことが多いですから。
しかし調子にのって、庵治町内の野球大会とかには出ていたら、ついに今年、あすこんとこの息子帰ってきとるで、ってな具合にバレてしまい、雅楽要員としてお呼びがかかってしまった次第です。
地域の過疎化・少子化にともない、伝統行事の担い手不足が叫ばれる昨今、ぶっちゃけた話非常に面倒くさくはありますが、やるからにはやります、と小生、微妙に意気込んでおります。
で。
僕が吹く笛は、「ひちりき(篳篥)」と呼ばれる、ちっちゃい笛です。子供のころから、毎年秋祭りのときに、僕、吹いてました。小学校5年のときから中学2年のときまで。
あと、「ひちりき」の他に、「おうてき(横笛)」というのもあるのですが、僕が子供のころは「おうてき」の方が子供たちには人気でした。なんか牛若丸みたいでカッコええ、と僕も思っていました。でもジャンケンで負けて、「ひちりき」をやるハメに。
ところが近年、雅楽界の貴公子、東儀秀樹さんの登場で、なんか僕の中で「ひちりき」の地位が上昇、あのときジャンケンに負けて良かったな、と最近では思っています。
僕が吹く笛は、「ひちりき(篳篥)」と呼ばれる、ちっちゃい笛です。子供のころから、毎年秋祭りのときに、僕、吹いてました。小学校5年のときから中学2年のときまで。
あと、「ひちりき」の他に、「おうてき(横笛)」というのもあるのですが、僕が子供のころは「おうてき」の方が子供たちには人気でした。なんか牛若丸みたいでカッコええ、と僕も思っていました。でもジャンケンで負けて、「ひちりき」をやるハメに。
ところが近年、雅楽界の貴公子、東儀秀樹さんの登場で、なんか僕の中で「ひちりき」の地位が上昇、あのときジャンケンに負けて良かったな、と最近では思っています。
でまぁそれはともかく、今年から僕は再び「ひちりき」を吹く運びとあいなったわけですが、
いやぁ、まいったね。俺、「庵治町雅楽界の貴公子」とか「庵治の東儀秀樹」とか言われてしまうんちゃう?
って、思っていました。自信満々でした。練習初日までは。
練習開始から一週間。まったく「ひちりき」が鳴りませんでした。顔が真っ赤になるくらい思いっきり吹いても、「すー」とかって空気の音しか出ませんでした。
子供のころは、がんがん音が出ていたはずなのに。
でもまぁ一応なんとか今週になって音だけは出るようになりました。何が功を奏したのか皆目見当がつきませんが、まぁとにかく体でコツをつかんだのでしょう。理屈じゃねーんだ、こういうのは。と思うことにします。
ちなみに皆であわせて演奏しているとき、どうも僕の「ひちりき」の音だけ、妙にかん高いのですが、誰もそのことに気づかないのか、あるいは気づいてはいるもののそっとしてくれているのか、とりあえず今のところ、怒られたりはしていません。理屈じゃねーんだ、パッションなんだ!ってことで。
とはいえ、いくらパッション優先で強行するにしても、指の使い方は覚えなくてはいけません。譜面は覚えておかなければなりません。
子供のころに吹いていた曲目はなぜか完璧に体が覚えていたのですが、大人の部になると、もう一曲が追加され、この2週間でマスターしなくてはならない状況でした。練習前は、どうせ「チャルメラ」レベルなんやろ?余裕なんんじゃ、のちに庵治の東儀秀樹と呼ばれる男をナメとったら、ちゃっそ。と、うそぶいていたのですが、新曲は思いのほか指使いが複雑で、しかも雅楽っていうのはやっぱ日本古来からあるものだけに「ドレミファソラシド」の観念がなく、譜面といっても「タァアロ、チルリッヒィ、チィロ、ホロリッヒィ・・・・・」と意味不明の呪文のような言葉が並ぶばかりで、さらにはリコーダーのように「ド」はこの穴押さえる、みたいに、「タァ」はこの穴押さえる、みたいな全般にわたる決まりごとがあるわけではなく、どうも大昔の人が、まぁなんかここんとこのメロディーは「タァアロ、チルリッヒィ」って感じってことで、みたいにしてこの呪文を作ったような観があり、まことにもって習得が困難な状態です。
ということで、秋祭りがいよいよ明日からとなった今日に至っても、イマイチ指使いが定かでないです。今晩追い込みをかけたいと思います。たぶん本番では、理屈じゃねーんだ、パッションだ!と開き直っていることと思います。

Comments (2)
桜八幡神社秋祭りで、ひちりきの演奏がんばってください。
私はこの年になって自分の無芸を悔やんでいます。以前、ある国際大会に参加した事がありますが、懇親会の席上、参加者全員がなにか芸をすることになりました。メキシコ人はお国の歌を、シンガポール人はハーモニカを、アメリカ在住の日本人は両国の歌を、もう一人の日本人はパホーマンスを、そのほかの人もダンスなどを、でも私はスキヤキシングをさわりだけ、残りの歌詞はラララ~でごまかしました。このときほど自分の無芸を悔やんだことはありません。
あなたもいつか芸を披露する時があるかも、、、その時に庵治の東儀秀樹としてひちりきを演奏できたら、その会場はもうあなたに注目することまちがいありませんよ。
Posted by 庵治のおやじ at 2005-10-15 20:42
>庵治のおやじ さん
コメントありがとうございます。
庵治のおやじさんは、国際的な場でもご活躍なのですね。
僕はこれを機に、「ひちりき」を趣味にしようかとも考えております。
「ひちりき」で「スキヤキ」を演奏できるような、
そんな男になりたいと思っております。
Posted by aji-taro at 2005-10-16 10:29