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球児たちの夏

 第87回全国高校野球選手権香川大会が昨日、高松市のオリーブスタジアムで開幕しました。
 そして今日、春のセンバツ大会に出場した、僕の応援している高松高校が、初戦で負けてしまいました。

 ローカルニュースでチェックしたのですが、高松高校は序盤から、春の県大会準優勝校の丸亀城西打線につかまり、時折、甲子園出場の意地をみせるも、3対7で負けたそうな。テレビで見る限り、今大会ナンバーワン左腕の呼び声高い、丸亀城西のエース藤田くんは横手からキレ味鋭い球をビシバシ投げ込んでいる様子でした。
 それにしても、ローカルニュースで、ダイジェストでさぁーっと試合の映像と試合後の選手へのインタビューが流れただけなのですが、それだけでもうなんかおっさんは泣きそうになってしまいました。球児たちの夏は、はかないなぁ。

 ここで、もう一つの高校球児の夏を紹介。
 昨日の開会式での入場行進の先導役を射止めた高松工芸高校3年の白藤僚太朗くんは、庵治町の自宅から自転車通学しながら野球部に在籍するも、2年の終わりにケガにより選手を断念、その後マネージャーとしてチームメートを支えてきたそうです。四国新聞に載ってました。

 庵治町から高松工芸高校まで自転車っつったら、1時間くらいはかかりますよ、まぁ庵治町のどこに住んでるかによって多少通学時間は前後しますけど。実際、庵治町は交通の便が悪い辺境の地なので、しんどい思いをして3年間、自転車で高校に通う庵治の子は多いのですが、それにしてもそんなしんどい思いをしてまで、マネージャーとしてチームを支えつづけたっていうのはこれ、熱い話だなぁ、と思うのです。
 そりゃ選手として表舞台に立つチャンスがあるなら、家から高校までが遠かろうが何だろうが、頑張りがいもあろうってもんですが、白藤くんは選手からマネージャーに転向したのであって、おっさんが勝手に推察するに、ケガで自分がプレーできない歯がゆい気持ち、悔しい気持ちを抑え、縁の下の力持ちに徹してチャリンコ通学しとったんやろなぁ、と思うのです。
 実際見たわけじゃないけど、昨日の白藤くんの入場行進はきっと、球児たちの中で一番輝いていたに違いない、と思うのです。

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